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T I/E AR ~ティアー~ Diary

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その他

P401~ 感覚器・内分泌系・皮膚・運動器など


○白内障・・・水晶体の不透明化。
  皮膜下白内障:皮膜下の上皮細胞の異常増殖
  皮質白内障:水晶体上皮の代謝異常
  核内白内障:老齢性
先天性白内障→遺伝、犬ヘルペス1の胎内感染。
後天性白内障→外傷、糖尿病、有機物中毒。

○緑内障・・・眼房水の流出障害による眼内圧亢進。
原発性緑内障:櫛状靭帯(隅角の入り口)の形成異常、または隅角の狭窄。
二次性緑内障:眼球内部の炎症、変性、外傷、腫瘍などによる隅角からの眼房水流出障害。

* ピンクアイ
牛・羊・山羊の感染性結膜炎。鼻気管炎ウイルス、マイコプラズマ、リケッチア、クラミジアなどの感染で起こり、牛ではM.bovisによる結膜炎が多い。


副腎
* クッシング症候群
副腎皮質からのコルチゾル過剰分泌による。多飲多尿や皮膚の菲薄化・石灰化、脱毛などを示す。
副腎性クッシング症候群:原発病巣が副腎にある。
下垂体性クッシング症候群:下垂体に原発病巣があり、副腎皮質刺激ホルモンの持続性増加による。


皮膚
* チェディアック-東症候群
猫、牛、ミンク、マウスなどにおける常染色体性劣性の遺伝性疾患。アリューシャン病のミンク(血液の項参照)に多い。眼や皮膚などに部分的白皮症を起こす。
全身の体細胞内で白血球の細胞質内巨大顆粒(ライソゾーム)形成が見られ、好中球の遊走能、貪食能、殺菌能の低下が見られる。また、出血時間の延長や血小板凝集能低下などの血小板機能異常が見られる。

*皮膚無力症

* 肥満細胞腫
犬の皮膚に好発する腫瘍の一つ。4ヵ月齢~18歳に発生し、8歳付近で一番起こりやすい。臨床的には胃・十二指腸潰瘍と血液凝固時間の延長。ときにショックを起こす。四肢や背部に多発し、境界が不明瞭で皮膜の無い病巣を作る。
 組織学的には細胞異型や分化度により、以下のように分けられる。
grade1:高分化型。術後の生存率は高い。
grade2:中間型。表皮下層~真皮に至る水腫と壊死。
grade3:低分化型。異型性や多核細胞、核分裂像などが多い。
 結合組織内や血管周囲の常在細胞が腫瘍化。細胞質内に異染色性顆粒を有し、トルイジンブルー、ギムザ染色で異染色性。


筋肉
* 栄養性筋症(白筋症)
ビタミンEやセレニウム(VE活性増強)の欠乏に起因し、幼若動物の筋線維壊死を起こす。臨床的には脱力、歩行異常、起立不能などを呈し、しばしば生後数時間~数週間で死亡。


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